Teoriaは、ギリシア語で「観想、観照」のこと。
 知る喜び 色の楽しみ
 縦糸と横糸が出会い 新たな布が生まれる驚き
京都の小さな文化サロンで、  Teoriaの時間をお楽しみ下さい。

聖ヒルデガルトのお茶会 待降節の会 ありがとうございました☆

去る12月7日と8日は、当カフェの聖ヒルデガルトのお茶会の年内最終回、待降節Adventの会でした。
ご参加下さいました皆様、真にありがとうございました☆

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聖母子 ラベンダー、アイビー

お迎えの間の床飾りはさをり織。

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掛物《冬木立》さをり織、史織 作、香炉《冬ごもり》佐々木泰男 作、花・ワビスケ(白椿)

ギャラリーもクリスマスカラー
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まずは、アロマの組香あそびです。
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「歳寒三友(さいかんのさんゆう)」と呼ばれる「松、竹、梅」、
「菅家三友」の「丑、梅、鷽」など、
香道には「三友香」と呼ばれる組香があります。
今回のアロマ組香では、待降節にちなみ、三友香ならぬ、オリジナルの「三賢香」で、聖なる香りをお楽しみ頂きました。

 イエスが、ヘロデ王の時代に、ユダヤベツレヘムでお生まれになったとき、見よ、東方の博士たちがエルサレムにやって来て、こう言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方はどこにおいでになりますか。私たちは、東のほうでその方の星を見たので、拝みにまいりました。」それを聞いて、ヘロデ王は恐れ惑った。エルサレム中の人も王と同様であった。そこで、王は、民の祭司長たち、学者たちをみな集めて、キリストはどこで生まれるのかと問いただした。彼らは王に言った。「ユダヤベツレヘムです。預言者によってこう書かれているからです。『ユダの地、ベツレヘム。あなたはユダを治める者たちの中で、決して一番小さくはない。わたしの民イスラエルを治める支配者が、あなたから出るのだから。』」そこで、ヘロデはひそかに博士たちを呼んで、彼らから星の出現の時間を突き止めた。そして、こう言って彼らをベツレヘムに送った。「行って幼子のことを詳しく調べ、わかったら知らせてもらいたい。私も行って拝むから。」彼らは王の言ったことを聞いて出かけた。
 すると、見よ、東方で見た星が彼らを先導し、ついに幼子のおられる所まで進んで行き、その上にとどまった。その星を見て、彼らはこの上もなく喜んだ。そしてその家に入って、母マリヤとともにおられる幼子を見、ひれ伏して拝んだ。そして、宝の箱をあけて、黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげた。(新約聖書【新改訳改訂第三版】マタイの福音書1章1~11節)

伝説も諸説ありますが、一説によれば、
メルキオール Melchior が持参した黄金は、王権、この世の栄光を、
バルタザール Balthasar の乳香は、神聖、天の栄光を、
カスパール Casper の没薬は、死と復活、天と地を結ぶことを、
それぞれ象徴すると言われています。
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左から、
乳香、没薬、黄金、です。
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 乳香フランキンセンスは、古くから聖なる香りとされ、かつては同じ重さの金と交換されたほど珍重されました。香として焚くほか、漢方薬としても用いられます。今日でも、キリスト教会の中で焚かれるお香の多くにこの乳香が用いられています。フランキンセンス配合のローションやクリームも市販されていますね。
 没薬ミルラもまた古くから珍重されていた香りで、その名のとおり薬としても使われていました。防腐効果から死者を弔う時に用いられたと言います。ミイラの語源という説もあります。
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 説明不要の?黄金は、金塊ではなく(諸般の事情によりw)金箔をご用意しました。金そのものは香りは無いので、黄金色のイメージで、柑橘系の香りをオリジナルにブレンドしました。
 乳香、没薬とも樹脂をそのまま焚くことも出来るのですが、今回は組香の中で、黄金とあわせて計三種類の香りを聞いて比較して頂くため、エッセンシャルオイルをご用意しました。フランキンセンスとミルラは「生活の木」、黄金ブレンドは「六月八日の森」の精油を使いました。

 柑橘は試さなくてもわかりやすいかと思いましたので、試み無し、で。
 乳香と没薬は、お正客様にどちらか一つを選んで頂き、これを試しに聞いて覚えて頂くことにしました。

 そして、いよいよ、出香。

メルキオール(黄金)、バルタザール(乳香)、カスパール(没薬)、

 三つのボトルをシャッフルして順にお出しします。
 伝説では三賢者は、黄金、乳香、没薬を持った方の順に登場したようでしたが、
 さて、このテーブルでは、三賢者はどの順に登場するでしょうか?
 三賢者の名を登場順に書いてお答えいただきました。

 樹脂2種に柑橘1つでは、わかり易すぎるかも?とも思いましたが、意外にも各お席ともに解答はばらけ、正解率はほぼ半数でした。
 
 一説には、幼子イエズスは黄金、没薬よりも乳香を喜ばれた、とも言います。
 皆様、お好みはどの香りだったでしょう(^^

 香席のあとは茶席でおくつろぎ頂きます。

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なかほどのボトル。今夏、リューデスハイムはアスバッハの蔵元まで参りましてゲットして来たブランデーはオーガニックVr.のものです。
 今回のメニューです。
 まずは、
〇当店自慢の井戸水
 これはお香の際、感覚をリセットするのにも有効です。
 そして、前回ご好評頂きました
〇「マダム・ゲーベラインおすすめ アイレスのハーブティー」クリスマスVr.
 一八七三年ミュンヘンに開店して間もなく人気を博し、あのルートヴィヒ二世御用達となったアイレスEillesの香り高いお茶です。ルイボスティーをベースに、レモン、りんご、オレンジ、赤胡椒などのはなやかなブレンド
 そしてそして、今回のスペシャルは、
〇リューデスハイマーカフェ!
 聖ヒルデガルト修道院のあるリューデスハイム。ご当地名物のアスバッハのブランデーに、テーブルで火をつけアルコールをとばし、珈琲を注ぎ、上にたっぷりの生クリームを。そして、本家では削ったチョコレートを一番上にのせていますが、今回当店では、組香で用いてほんのり柑橘の香りの移った食用金箔をトッピングさせて頂きました。
※ アルコールが苦手な方にはブランデーぬきでお作りしました。
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アスバッハにて、エスプレッソサイズのリューデスハイマーカフェー用カップを入手して参りました。
 お菓子は、
〇聖ヒルデガルト修道院のスパイスを使ったシュトレン
 今夏、リューデスハイムの聖ヒルデガルト修道院内で求めて参りましたオーガニックのディンケル*に、スパイス(ガランガル、シナモン、ナツメグ、カルダモン)を配合。ラム酒づけオーガニックレーズン、くるみ、アーモンド、はちみつとラカント入りです。
〇緑の力のクーヘン
 聖ヒルデガルトの教えの中でキイワードとして登場するViriditas。植物のもつ力、緑滴る若々しさ、生き生きとした活力、魂の息吹。ときわの緑、変わらぬ心…。生命の象徴としての「緑」色に、今回、丸久小山園の有機抹茶を用いました。ディンケル、ラカント使用。
〇白グリューワインとはちみつのジュレ
 ドイツ各地のクリスマスマーケットで必ず味わうことの出来る温かいグリューワインは、さまざまな香辛料や干した果物などが漬け込まれたパワードリンクです。今回は、白グリューワインをはちみつといっしょに煮切ってジュレにしました。
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当店の手作り焼き菓子について
 地味で素朴なドイツレシピのお菓子ですが、いずれも聖ヒルデガルトのすすめにしたがい、健康的な食材、有機無農薬の食材を積極的に使い、滋養に満ちた自然の味をそのまま生かす「少量手作り」を心がけています。現代生活の中、ともすると過剰摂取になりがちな白砂糖、白い小麦粉は使っておりません。
ディンケルについて
 日本では「スペルト小麦」とも呼ばれるディンケル(独Dinkel、伊Farro、瑞Spelz)は、聖ヒルデガルトが最も愛用し、強く勧めた食材のひとつです。いわゆる古代穀物種であり、品種改良を重ねて来た現代の小麦が失った本来の特質を、豊かにバランスよくそなえています。籾殻(スペルト)が硬く、虫がつきにくいことから、現代的な農薬を必要とせず、オーガニック栽培に適しています。現代の小麦粉に比べ、鉄、マグネシウム亜鉛、銅などのミネラル、ビタミンは、B1・B2・B3・B6・Eなど、より多くの栄養素を含みます。タンパク質、必須アミノ酸においても普通の小麦よりはるかに高い数値を示しています。風味は、麦の薫り高く、素朴でしっかりとした味わいです。又、アレルギーが出にくいことも報告されています。

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 年内最終回のドイツ茶会、今回も又すてきなお客様方に恵まれ、大変良い会をもつことが出来ました!
 真にありがとうございました☆


 次回のドイツ茶会は来年2月となります。どうぞお楽しみに♪

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さて、
当店は手織カフェです。
心を解放する
自由な現代手織《さをり》のワークショップも
もちろん随時受付中、塾生さんも募集中です。

自己表現としての現代手織、さをり
好きに好きに、
心のままに織っていく《さをり》は、
老若男女、どなたにもご体験いただけます。
cafe485.hatenablog.com

カレンダー〇印の日のご予約を受け付けております。
ご利用を心よりお待ち申し上げております☆

聖ヒルデガルトのお茶会、次回は「夏至の会」

京都Cafe Teoriaの《聖ヒルデガルトのお茶会》、
先月は「復活節の会」へのご参加、真にありがとうございました!
cafe485.hatenablog.com
さて、
次回は6月、
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夏至の会」です。

【ありがとうございます。受付をしめきりました。20190615】
6月21日(金)①10時~受付を〆切りました。
     ②13時~ ③16時~なしとさせて頂きます。
6月22日(土)①10時~ ②13時~ ③16時~受付を〆切りました。
各回の所要時間は約1時間半~2時間程度です。

各回3,000円(税込)
- おきものの方ー300円
- リピータの方ー200円
- おきもの&リピータ様はー500円
※ほかのチケットとの併用は出来ません。

◇内容
1.茶席 ドイツのハーブティーと手作り菓子
2.香席 アロマ組香遊び
午前は1.2.午後は2.1.の順となります。

一年のうちで最も昼間の時間が長くなる夏至
日本でも勿論二十四節気の一つですが、日本より緯度の高いヨーロッパでは昼の長さの体感もひとしお。古来、さまざまな行事や祭が行われてきました。
Cafe Teoriaでは、この季節の日独のそれぞれの文化、民俗をご紹介しつつ、ドイツの夏至祭に欠かせない聖ヨハネハーブティーをお楽しみ頂きます。

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Johanniskraut (Hypericum perforatum)セントジョンズワート夏至の日、人々は魔除のため、この聖ヨハネの薬草で花輪を編み、キャンプファイアーを囲んで踊り、一年で最も長い昼を祝いました。さいごにその花輪を火の中や家の屋根の上に投じたといいます。不安解消、心のやすらぎに効果的とされ、今日でもドイツではおなじみのハーブです。



ちなみに、
夏至祭の前夜、
こちら↓は、ドイツではなくフィンランドのお話ですが…、

新装版 ムーミン谷の夏まつり (講談社文庫)

新装版 ムーミン谷の夏まつり (講談社文庫)

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「つむ花のかずは、九つだったかねえ?」「そう、九つよ。そしてね、あんたは、もうひとこともものをいわないってやくそくするのよ。」
スノークのお嬢さんも、野原にお花つみに出ています。この日つむ草花には特別な力が宿ると信じられていたのです。



そして、6月といえば…、

六月八日の森は
コナラやヒノキの青葉の木々に
梅雨の走りの優しい雨が降り注ぎ
緑が滴っている…

rokugatsuyohkanomori.jp
当カフェのアロマ組香ワークショップの精油は、厳選素材のみで丹精こめてつくられた《六月八日の森》ブランドのお品をメインに使っております。


京都の隠れ家カフェで、
心静かに五官をひらき、
日本とドイツの四季にふれるひとときを…。

ぜひ、お誘いあわせの上、お申し込み下さい!

お申し込みは、
・ ご希望日時
・ お申し込みの方の氏名(ご同伴の方の氏名)※各席6名様までです。
・ 連絡先(当方からの返信を受信できる設定のアドレスでお願い致します)
を明記のうえ、cafe485@gmail.com へお願い申し上げます。

当カフェのお菓子について…
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ヒルデガルトのお茶会のお菓子は、お客様の人数分だけ、少量、手作りのカフェオリジナルです。素朴で地味なものばかりですが、聖ヒルデガルトのすすめるディンケル(スペルト小麦)、季節のハーブ、スパイスなど、心と身体にやさしいオーガニック素材を積極的に使い、白砂糖や、一般的な白い精製された小麦粉は原則として使っておりません。アレルギーや食べられない食材のある方は、どうぞご遠慮なく、事前にお申しつけ下さい。
※参考例:復活節のお菓子と、12月のディンケルのシュトレン

アロマの組香について…
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組香とは、いくつかの香りを聞き※香りをあてる香道の遊戯です。
(※香道では香りを「かぐ」のではなく「聞く」と申します。)
敷居が高いイメージの香道ですが、当カフェでは、
香木のかわりに良質のアロマ精油を用い、
和室で正座するかわりにテーブルの椅子席で、
と、どなたにもカジュアルにお楽しみ頂ける工夫を致しました。
組香では、単に香りをあてて遊ぶだけではなく、
四季折々、ゆかりの二十四節気七十二候や古典文学など、
ドイツ&日本文化をご紹介しながらご一緒に鑑賞致します。
自然を愛で、
自然と共に生きた
いにしえ人の心に思いをはせつつ、
「ドイツ×京都」を味わって頂けましたら幸いです。


【随時受付中】

好きに好きに自分を解き放つ《さをり》
現代手織のワークショップは、
カレンダー〇印の日にお申し込み下さい☆
cafe485.hatenablog.com

ご利用を心よりお待ち申し上げております☆

復活節のお茶会、ありがとうございました☆

f:id:cafe485:20100516094447j:plain:w200:leftCafe Teoriaの聖ヒルデガルトのお茶会、
今月の「復活節の会」も
おかげさまで
大変楽しく終えることが出来ました。

真にありがとうございました☆


復活の主日春分後の満月の次の日曜。
今年は4月21日でした。
以後8日間はドイツではOsteroktavとも呼ばれるお祝いの期間です。

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ドイツ製の焼き型で焼いたマンデルクーヘン。卵を抱えたうさぎは復活祭の定番デザイン。新たな生命、多産、豊穣などの象徴とされています。

日本ではおりしも令和の時代に入る直前、
自然に目をうつしても、
さまざまな生命、ものごとが、
新しい息吹、新しい旅の始まりを感じさせる
春爛漫のこの時期に、
ここ隠れ家Cafeにて、
静かな森の香りの組香と、
心と身体にやさしいハーブティーとクーヘンで、
ささやかな祝席をもつことができました。
心より御礼申し上げます。

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今回のお菓子はマンデルクーヘン(こちらは小羊型)とココアスパイスクーヘン、すみれ色のムース、ディンケルクッキーと復活祭の小さなボンボン。ハーブティー四旬節明けにふさわしい「ヒルデガルトのファステンテー」と、ずばりご復活の喜びに満ちた「イースターサプライズ」の2種類をご用意しました。
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森Wenzel明華先生のドイツ土産☆復活祭のハーブティーです♪
そして今回のアロマのワークショップは、
今回かぎり!
「令和香」をご用意致しました。
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于時
初春令月
氣淑風和
梅披鏡前之粉
蘭薫珮後之香

「春」「風」「梅」「蘭」の4つの香を聞いて頂いた後、この中から3つをお出しします。出てこなかった1つは何でしょう?そのままをお答え頂くのではつまらないので、例えば、「春」が無かったら「夏ちかし」、「風」がなければ「なぐ」や「しづか」、「梅」の花が無くなっていたなら「みどり」などなど、もしよろしければ和歌や詩などでお答え下さっても、とお願いいたしましたら、
なんと、
大変独創的なお答えが!
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そのココロは、
「蘭」ちゃんがいない!
(平成どころか、昭和の人間にしかわからない!)
おみごと「叶」となりました。
楽しい時間をありがとうございました☆

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お茶会のティーコージーのアクセントは店主母娘の手織布です。


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さて、店主母娘がドイツで学んで参りましたことを生かし、
昨秋リニューアルスタートいたしました「聖ヒルデガルトのお茶会」

おかげさまで、
9月「小さなお茶会」、
11月「万聖節の会」、
12月「待降節の会」、
2月「立春の会」、
そして、今回の
4月「復活節の会」と回を重ねて参りました。

四季折々、京都とドイツの時候、文化のお話とあわせて、心と身体にやさしいドイツのハーブティーと手づくりクーヘン、そして森の香りのアロマを聞く時間を、ゆったりとお楽しみ頂きます。

次回の聖ヒルデガルトのお茶会は
6月「夏至の会」。
日時決まり次第webにUp致します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

京都Cafe Teoriaの
ヒルデガルトのお茶会
会費 3,000円
【おきもの割】おきもので御参加の方は1割引きの2,700円とさせて頂きます。
【NEW!リピータ割】リピータ様は200円引きの2,800円とさせて頂きます。
【おきもの&リピータ】様は2,500円となります
場所 Cafe Teoria
 CAFE TEORIA - Google マイマップ
内容
1.茶席 ドイツのハーブティーと手作りのクーヘン
2.香席 精油を使った組香遊び
※ 午前のお席は、1,2の順、午後のお席は、2,1の順にお楽しみ頂きます。

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組香とは、
いくつかの香りを聞き※香りをあてる香道の遊戯です。
(※香道では香りを「かぐ」のではなく「聞く」と申します。)
敷居が高いイメージの香道ですが、当カフェでは、
香木のかわりに良質のアロマ精油を用い、
和室で正座するかわりにテーブルの椅子席で、
と、どなたにもカジュアルにお楽しみ頂ける工夫を致しました。
組香では、単に香りをあてて遊ぶだけではなく、
四季折々、ゆかりの二十四節気七十二候や古典文学など、
ドイツ&日本文化をご紹介しながらご一緒に鑑賞致します。
自然を愛で、
自然と共に生きた
いにしえ人の心に思いをはせつつ、
「ドイツ×京都」を味わって頂けましたら幸いです。

お申し込みは、
・ ご希望日時
・ お申し込みの方の氏名(ご同伴の方の氏名)
・ 連絡先(当方からの返信を受信できる設定のアドレスでお願い致します)
を明記のうえ、cafe485@gmail.com へお願い申し上げます。

アロマ
精油は、厳選素材のみで丹精こめてつくられた「六月八日の森」ブランドのお品を主に使っております。
rokugatsuyohkanomori.jp

好きに好きに自分を解き放つ《さをり》
現代手織のワークショップもお申し込み随時受付中です☆
cafe485.hatenablog.com

ご利用を心よりお待ち申し上げております☆

枝の主日

本日、枝の主日から聖週間が始まります。
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21日復活祭は、クリスマスとならぶ大きなお祝いの日。
復活節は50日間祝われますが、21日復活の主日からの8日間は特別なお祝いの週で、ドイツではOsteroktavとも呼ばれます。

Cafe Teoriaの今月の「聖ヒルデガルトのお茶会」は、27日と28日、
復活節の会です。

日本では10連休の初め、
令和の時代に入る直前、
大自然をはじめ、
さまざまな生命、ものごとが、
新しい息吹、新しい旅の始まりを感じさせる
ふしめの時ですね。

その二度と無いふしめのひと時を、
静かな森の香りの組香、
心と身体にやさしいハーブティーとクーヘンで、
ご一緒にお祝いしたいと思います。
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各日とも未だ午後の部に残席若干ございます。
どうぞお気軽にお申し込み下さい。

日時
4月27日(土) ①10時~【〆切りました】
4月27日(土) ②13時~【残席若干ございます】
4月28日(日) ①10時~【〆切りました】
4月28日(日) ②13時~【残席若干ございます】

会費 3,000円
【おきもの割】おきもので御参加の方は1割引きの2,700円とさせて頂きます。
【NEW!リピータ割】リピータ様は200円引きの2,800円とさせて頂きます。
【おきもの&リピータ】様は2,500円となります

場所 Cafe Teoria
 CAFE TEORIA - Google マイマップ

内容
1.茶席 ドイツのハーブティーと手作りのクーヘン
2.香席 アロマを使った組香遊び
①午前のお席は、1,2の順、
②午後のお席は、2,1の順にお楽しみ頂きます。

ヒルデガルトのすすめるハーブを使った修道院ハーブティー
糖分を控え、身体に良い素材を使った店主の手作りクーヘン、
そして心静かにアロマを聞く時間をお楽しみ下さい。
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組香とは、
いくつかの香りを聞き※香りをあてる香道の遊戯です。
(※香道では香りを「かぐ」のではなく「聞く」と申します。)
敷居が高いイメージの香道ですが、当カフェでは、
香木のかわりに良質のアロマ精油を用い、
和室で正座するかわりにテーブルの椅子席で、
と、どなたにもカジュアルにお楽しみ頂ける工夫を致しました。
組香では、単に香りをあてて遊ぶだけではなく、
四季折々、ゆかりの二十四節気七十二候や古典文学など、
日本文化をご紹介しながらご一緒に鑑賞致します。
自然を愛で、
自然と共に生きた
いにしえ人の心に思いをはせつつ、
「ドイツ×京都」を味わって頂けましたら幸いです。

お申し込みは、
・ ご希望日時
・ お申し込みの方の氏名(ご同伴の方の氏名)
・ 連絡先(当方からの返信を受信できる設定のアドレスでお願い致します)
を明記のうえ、cafe485@gmail.com へお願い申し上げます。

アロマ
精油は、厳選素材のみで丹精こめてつくられた「六月八日の森」ブランドのお品を主に使います。
rokugatsuyohkanomori.jp

好きに好きに自分を解き放つ《さをり》
☆手織のワークショップもお申し込み随時受付中です☆
cafe485.hatenablog.com


ご利用を心よりお待ち申し上げております☆
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草木萌えいづる頃

昨日の京都は雨でした。
二十四節気「雨水」、末候「草木萌動」。

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昨日の京都、大原
「春の雨は花の父母」とも言うそうです。
すでに雪は解け、田畑は潤い、陽ざしのぬくもりも、確かなものに変わってきています。


そんな今週、「草木」ゆかりのワークショップに、店主母娘ふたり、向学のため参加して参りました。


ひとつめは、
《美し山の草木舎》さんの
「野草ハーブボール作りとビワの葉お手当体験」。

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ハーブボールとビワの葉のチンキ
美山産のドライハーブ/野草をふんだんにご用意下さっていて、
その香りにつつまれながら、
おいしいおやつと野草茶もいただきながら^^
色々な野草やビワの葉の効能について学ぶことが出来ました☆
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好みのハーブを布で包みます。
会場となったKYOTO KNOTさんも、
ぬくもりの感じられる、とーっても素敵なお宿でした。

ありがとうございました♪


もうひとつは、「大原工房」訪問。
大阪SAORIグループの1日ツアーに合流参加させて頂きました。

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おくどさん
絹糸2種を染めました☆染料は「桜」
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薄墨桜をねらって鉄を媒染に使った母の糸、明るい桜色をねらってみょうばんを使った私の糸は右です。
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右がみょうばん、左が鉄。
さあ、染めた糸でどんな布を織りましょう!
とても楽しみです。


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大原工房さん
やさしい色にあふれる大原工房さん。
草木染めの糸の色は、植物の生命から頂いた色…、
高校生の頃から大好きだった志村ふくみさんのエッセイを思い出しながら、
一日、ゆったり染めを楽しみました。

大原工房さま、
引率SAORIスタッフのTさん、
SAORI大阪の手織仲間の皆さま、
ありがとうございました☆


美山にも大原にも、又ぜひ足を運びたいです。


さて、
草木をはじめとする天然自然の恵みから、
インスピレーションと力を授かって来たのは日本人だけではありません。

中世ドイツに生きた修道女・聖ヒルデガルトも、
ハーブをはじめ、食養生、健康法など、私達に多くの生活の智恵、生き方のヒントを遺してくれました。
ヒルデガルトの智恵は、今、ヨーロッパの健康志向の方々の間でも息の長いトレンドとなっています。

ヒルデガルトにちなむ当カフェのイベント《ヒルデガルト×京都》!
いよいよ今月21日、春分の日です。どうぞ、お見のがし無く☆

ドイツ在住の自然療法家、聖ヒルデガルト研究者である森ウェンツェルさやか先生と、
当Cafe Teoria のコラボイベントです。
ヒルデガルト x 京都 森Wenzelさやか先生 ドイツからの特別セミナー
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St. Hildegard von Bingen
ビンゲンの聖ヒルデガルト
ユリウス暦1098年-1179年)
中世ドイツのベネディクト会系女子修道院長、神学者、医学,植物学,博学,言語学者預言者、宗教劇作家、作曲家、詩人。女性教会博士。中世ヨーロッパ最大の賢女、ドイツ薬草学の祖とも言われる。

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会場は、「四神相応の都」といわれる京都の中心、京都御苑の北にある当Cafe。
午前は、さやか先生の「ヒルデガルトと女性のための四体液質」のお話。
お昼にヒルデガルトのハーブをつかった軽食をはさみまして、午後には、同志社等複数の大学で非常勤講師をつとめ、当Cafeでは日本文化を中心に様々なカフェゼミを展開してきた佐藤八寿子が「星とくらしとヒルデガルト」の題でお話をさせて頂きます。
お三時には、京都らしく、お茶室で「お香」と「お抹茶」をお楽しみ頂き、一日ゆったりと、「ヒルデガルト×京都」の特別な時間をご堪能いただきたいと思います。


京都はちょうど梅、椿、桃が咲きそろい、早咲きの桜がほころび始める頃。
当カフェは大本山相国寺東に位置し、京都御所上御霊神社、鴨川、下賀茂神社など、名所旧跡観光スポット徒歩圏内です。
この機会にぜひお越し下さい。ご予約心よりお待ち申し上げております!

日時 2019年3月21日(木)春分の日、午前10時30分から午後4時30分
場所 Cafe Teoria
会費:26,000円(軽食、おみやげ、聞香、抹茶体験込)
おみやげ:お楽しみのプレゼント、参加者様ご自身のホロスコープチャート(事前に生年月日生誕地をお伺い作成、お話の中で使います。占いではありません。)
お申込方法

  • メール件名を「<ヒルデガルト×京都>申込」として、本文に、①お名前②連絡先③生年月日時間出生地(時間は母子手帳をご参照下さい。わからない場合は空白で結構です。)以上明記し、cafe485@gmail.com(佐藤) あて送信して下さい。
  • メール着信後、会費振込口座番号、会場へのアクセス等、詳細をおしらせするメールを返信いたします。口座への会費の入金をもって予約確定とします。
  • 必ず当方PCからのgmail返信が「受信可能」なアドレスでお申し込み下さい!

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スケジュール・2019年3月21日(木)   

  • 10:30 お話「ヒルデガルトと女性のための4体液質」講師 森ウェンツェルさやか(ドイツ自然療法研究家) 
  • 12:30 ランチ:聖ヒルデガルトのハーブをつかった軽食。会場移動はありませんのでゆっくり食卓を囲みご歓談頂けます。
  • 13:30 お話「星とくらしとヒルデガルト―東西の宇宙観と生活の知恵」講師 佐藤八寿子同志社大学等非常勤講師)
  • 15:00 聞香、呈茶 ーお茶室で、お香とお抹茶をお楽しみ頂きます。
  • 16:30 終了予定時間


当カフェ店主母娘による《聖ヒルデガルトのお茶会》は偶数月開催(8月はお休み)です。
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当カフェでは「手織のワークショップ」のご予約も随時受け付け中です。
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どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。→ cafe485@gmail.com
ご利用、心よりお待ちしております☆♪☆♪