Teoriaは、ギリシア語で「観想、観照」のこと。
 知る喜び 色の楽しみ
 縦糸と横糸が出会い 新たな布が生まれる驚き
京都の小さな文化サロンで、  Teoriaの時間をお楽しみ下さい。

Cafe Teoria の秋

お彼岸をすぎてめっきり秋らしくなりました。

Cafe Teoriaのエントランスも、秋Vr.です。

野の枝を拾って丸織りしたオブジェは、大学時代の思い出の品。

スペインでの文化交流活動のおり、現地の方がその場で作って下さったものです。

秋色手織布の上には香合と鈴。

静岡県の作家さんの香合の中には、

御所で拾って来た木の実を入れて…。

鈴は祖父の形見の民芸品。

涼しい、秋の音がします。


四季おりおりの
あなたの「感性」を
手織におりこんでみませんか?


自由な自己表現としての「さをり織り」は、
国籍、性別、器用不器用にかかわらず、
どなたにもお楽しみ頂ける現代アートです。

ご予約お待ちしております🍁
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聖ヒルデガルトの日


栗クーヘンMaronenkuchenを焼きました。



本日、ビンゲンの聖ヒルデガルト昇天祭。


1179年9月17日、ビンゲンのヒルデガルトが帰天しました。
毎年ドイツで行われる昇天祭にはドイツ、ヨーロッパはもちろん世界中から多くの参拝者が訪れます。

ビンゲンの聖ヒルデガルトSt.Hildegard von Bingen(1098~1179年)は、「中世ヨーロッパ最大の賢女」「ドイツ薬草学の祖」とも呼ばれるベネディクト会系女子修道院の院長でした。
神学、医学、植物学、博物学、言語学に通じ、宗教劇作家、作曲家、詩人でもありました。ヨーロッパに初めてラベンダーとその薬効を紹介した人物とも言われています。
第二次世界大戦中の薬品不足の中で、軍医ヘルツカ博士によって見出されたヒルデガルトの薬草治療の書は、戦後英語に翻訳され、その後の「健康」ブーム、「自然回帰」の気運とともに世界中に広がりました。

今、ドイツのパン屋さんで、聖ヒルデガルトの勧める古代小麦Dinkel(スペルト小麦)パンを置いていない店は少ないのではないでしょうか。
ドイツのどんなに小さな町にもたいてい「自然食品店」がありますが、そこにはたいてい「聖ヒルデガルト」のハーブティーとスパイスが並んでいます。

ヒルデガルトの名のついた料理もメニューに

ドイツではそれほどポピュラーな聖ヒルデガルト。
日本でも、ハーブの専門家やアロマセラピスト、自然療法家に注目されている聖ヒルデガルトですが、
肝心のカトリック教会ではほとんど知られていないのは真に残念なことです。
2012年、ヒルデガルトは正式にカトリック教会から「聖人」「教会博士」として認められています。


Café Teoriaはオーナーが元ドイツ史家ということもあり、2011年の開店当初からドイツメニューをメインとして参りましたが、2018年秋からメニューを刷新。ドイツ研修の成果も活かし、聖ヒルデガルトの勧めるハーブやスパイスを活かした内容にversion upいたしました。

というわけで、
今日は特別な日。

ヒルデガルトエリクシールをたっぷり入れて、栗ケーキを焼きました。

ヒルデガルトのエリクシール 聖ヒルデガルトが勧めるハーブ、スパイスの薬酒

栗は、聖ヒルデガルトが
「100%健康に役立つ」
「脳の働きが悪い場合は栗を食べなさい」
と勧める食品です。

聖ヒルデガルトの音楽を聴きながら、

ドイツをはるか遠く離れ
東の果ての国の京都にて、
小さな小さなお茶会でした。

仲秋節

本日、仲秋節。

月岡芳年『月百姿~嫦娥奔月』

唐つ国では、仲秋といえば「嫦娥奔月」ですが、
わが国では、やはり

 ⋂ ⋂
(=・x・=) ですね。

観月うさぎと、月見団子。
(地方により、さまざまな月見団子のスタイルがあるようですが、京都の月見団子はこの形です。)


空のお月様を見る前に、
お菓子のお月様を美味しくいただきました。


こちらは

当カフェでの「仲秋の茶の湯のカフェゼミ」の時の室礼。

満月をイメージした手織を床に掛けたこと、

なつかしく思い出しました(2016年9月)。


当カフェで織っていただくオリジナルの手織布は、
タペストリや額絵、
テーブルセンターやコースター、
マフラーや服、
バッグやポーチにと、
楽しみ方は無限大です。


そろそろ
ウールやカシミアが恋しくなる季節にそなえて、織り始めては如何でしょう。

楽しい手織のひとときのご予約、お待ちしております。
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店主の休日@京都美術展めぐり

この夏、印象的だった美術展をMEMOしておきます。


ひとつめ、
もう先月になりますが、

鏑木清方展@京都国立近代博物館

静謐な時間。


ふたつめ、

《三軌展》



素晴らしい手織のタペストリを拝見できました。


みっつめ、

帝室技芸員作品展@京都市京セラ美術館

一見、絵が軸装された一幅に見えますが、表装部分も含め全て「織」です。伊達弥助作。

同じ作者のもう一つの作品(あいにく画像なしです)、伊達弥助の藕糸織観音像 (ぐうしおりかんのんぞう・三幅対掛軸)も印象に残りました。大隈重信の母 三井子が自ら紡いだ「蓮の糸」を用いて伊達弥助が織ったもの、とのこと。大変清らかで格調高く、思わず見入ってしまいました。


この作品展は、ジャンル横断的に明治美術が集められていましたので、煎茶道を習っている者としても大変興味深いものでした。
正直、(これって、西洋人「は」喜んだのかもしれないけれど…?)的な作品や、(これ、漢文的教養がないとイミわからないんですけど?)的な作品などなど…、
当時の日本人が意識する西洋からのまなざし、日本人自身へのまなざし、中国へのまなざし、など、色々と考えさせられました。


よっつめ、
同じく岡崎の京都伝統産業ミュージアムで開催中でした《日本のそめおり展》も見て来ました。

日本の各産地から和装製品約30点が集められていました。京都にいるとついつい京都のものばかりに目が行っていますが、こうして様々な産地の紬など拝見すると、改めて新鮮で面白かったです。


そして、
細見美術館《美しき色、いにしへの裂》

残念ながら、「ぎをん齋藤」の齋藤貞一郎さんのコーナーは撮影禁止。
「染司よしおか」さんのコーナーの作品をしっかり撮らせて頂きました。


吉岡幸雄さんは、私にとって特別な存在です。

テキスタイルを学んでいた大学在学中、実際に工房に伺って染め体験をさせて頂く機会がありました。「刈安」の色を見ると、その時の吉岡さんのご指導を思い出します。

あらためて、感謝と尊敬とともに、素晴らしい作品の数々を拝見しました。



というわけで、
今回の記事は、七夕にはじまり、七夕でしめくくり、です。


これからも手織を楽しめますように!



織姫、織人になってみませんか?
京都の手織カフェでは、全くの初心者の方でも、気軽に手織のひとときをお楽しみ頂けます。
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八朔

本日、
八月朔日はちがつついたち。
猛暑の
八朔はっさく
です。

八朔は、元々旧暦八月一日(新暦ではおよそ一ヶ月後)の頃、早稲の穂が実ることから、田の実の節句(たのみのせっく)として、恩人(たのみの方)に御礼申し上げる日とされていたとのこと。
京都では、新暦八月一日に、花街の芸舞妓さんが正装の黒紋付で、芸道の御家元やお世話になっている方々に、
「 おたのもうします」
と挨拶に回る姿が風物詩となっておりましたが、…このお暑さとコロナとで、今年は如何でしょうか…。



さて、
Cafe Teoriaの大恩人といえば、現代手織さをりの創始者・城みさをさん!

昨日七月三一日、大阪の「さをり会館」をひさしぶりに訪問し、「指導者養成講座」に参加して参りました。
www.saori.co.jp
「さをり会館」はかつて丸一年間手織適塾全日制に通った懐かしい場であると同時に、その後、現在の教室を開くきっかけとなった、いわば、私にとって人生を切り拓くためのステップとなった大切な場です。
昨日の講座は、

・NPO法人さをりひろば代表による講演
 「さをり織の魅力とは さをりは共生社会を実現する」
・参加者の方々によるディスカッション
・実習(3つのグループに分かれて)
 Ⅰ. 織り
 Ⅱ. たて糸づくり指導法
 Ⅲ. 仕立て
 (私はⅢグループに入って仕立ての実習をうけました。)


10時からランチをはさんで午後3時半すぎまで、
あ っ という間の講座でしたが、
中味は濃密!
さをり織の先輩方の手織へのパッションは、
この猛暑にも全然負けてません!

私にとっては、
「初心」にかえり、
手織へむけて新たなパワーを頂けた、
良き日となりました。


スタッフの皆様、
関係者の皆様、
本当にありがとうございました!


色も
模様も、
心のままに、

思い思いに
手織を楽しむ。


さをり織は「自由な現代アート」です☆


お問い合わせ、ご予約はHP、FB、emailでお願いします。
ご利用お待ちしております。
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