Teoriaは、ギリシア語で「観想、観照」のこと。
 知る喜び 色の楽しみ
 縦糸と横糸が出会い 新たな布が生まれる驚き
京都の小さな文化サロンで、  Teoriaの時間をお楽しみ下さい。

復活節のお茶会、ありがとうございました☆

f:id:cafe485:20100516094447j:plain:w200:leftCafe Teoriaの聖ヒルデガルトのお茶会、
今月の「復活節の会」も
おかげさまで
大変楽しく終えることが出来ました。

真にありがとうございました☆


復活の主日春分後の満月の次の日曜。
今年は4月21日でした。
以後8日間はドイツではOsteroktavとも呼ばれるお祝いの期間です。

f:id:cafe485:20190429095033j:plain:w350
ドイツ製の焼き型で焼いたマンデルクーヘン。卵を抱えたうさぎは復活祭の定番デザイン。新たな生命、多産、豊穣などの象徴とされています。

日本ではおりしも令和の時代に入る直前、
自然に目をうつしても、
さまざまな生命、ものごとが、
新しい息吹、新しい旅の始まりを感じさせる
春爛漫のこの時期に、
ここ隠れ家Cafeにて、
静かな森の香りの組香と、
心と身体にやさしいハーブティーとクーヘンで、
ささやかな祝席をもつことができました。
心より御礼申し上げます。

f:id:cafe485:20190429095039j:plain
今回のお菓子はマンデルクーヘン(こちらは小羊型)とココアスパイスクーヘン、すみれ色のムース、ディンケルクッキーと復活祭の小さなボンボン。ハーブティー四旬節明けにふさわしい「ヒルデガルトのファステンテー」と、ずばりご復活の喜びに満ちた「イースターサプライズ」の2種類をご用意しました。
f:id:cafe485:20190323143919j:plain:w200
森Wenzel明華先生のドイツ土産☆復活祭のハーブティーです♪
そして今回のアロマのワークショップは、
今回かぎり!
「令和香」をご用意致しました。
f:id:cafe485:20190429095047j:plain:w300

于時
初春令月
氣淑風和
梅披鏡前之粉
蘭薫珮後之香

「春」「風」「梅」「蘭」の4つの香を聞いて頂いた後、この中から3つをお出しします。出てこなかった1つは何でしょう?そのままをお答え頂くのではつまらないので、例えば、「春」が無かったら「夏ちかし」、「風」がなければ「なぐ」や「しづか」、「梅」の花が無くなっていたなら「みどり」などなど、もしよろしければ和歌や詩などでお答え下さっても、とお願いいたしましたら、
なんと、
大変独創的なお答えが!
f:id:cafe485:20190429095053j:plain:w200
そのココロは、
「蘭」ちゃんがいない!
(平成どころか、昭和の人間にしかわからない!)
おみごと「叶」となりました。
楽しい時間をありがとうございました☆

f:id:cafe485:20190429095443j:plain:w200 f:id:cafe485:20190429111412j:plain:w200
お茶会のティーコージーのアクセントは店主母娘の手織布です。


f:id:cafe485:20190310112037j:plain:w350
さて、店主母娘がドイツで学んで参りましたことを生かし、
昨秋リニューアルスタートいたしました「聖ヒルデガルトのお茶会」

おかげさまで、
9月「小さなお茶会」、
11月「万聖節の会」、
12月「待降節の会」、
2月「立春の会」、
そして、今回の
4月「復活節の会」と回を重ねて参りました。

四季折々、京都とドイツの時候、文化のお話とあわせて、心と身体にやさしいドイツのハーブティーと手づくりクーヘン、そして森の香りのアロマを聞く時間を、ゆったりとお楽しみ頂きます。

次回の聖ヒルデガルトのお茶会は
6月「夏至の会」。
日時決まり次第webにUp致します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

京都Cafe Teoriaの
ヒルデガルトのお茶会
会費 3,000円
【おきもの割】おきもので御参加の方は1割引きの2,700円とさせて頂きます。
【NEW!リピータ割】リピータ様は200円引きの2,800円とさせて頂きます。
【おきもの&リピータ】様は2,500円となります
場所 Cafe Teoria
 CAFE TEORIA - Google マイマップ
内容
1.茶席 ドイツのハーブティーと手作りのクーヘン
2.香席 精油を使った組香遊び
※ 午前のお席は、1,2の順、午後のお席は、2,1の順にお楽しみ頂きます。

f:id:cafe485:20190327144216j:plain:left:w200
組香とは、
いくつかの香りを聞き※香りをあてる香道の遊戯です。
(※香道では香りを「かぐ」のではなく「聞く」と申します。)
敷居が高いイメージの香道ですが、当カフェでは、
香木のかわりに良質のアロマ精油を用い、
和室で正座するかわりにテーブルの椅子席で、
と、どなたにもカジュアルにお楽しみ頂ける工夫を致しました。
組香では、単に香りをあてて遊ぶだけではなく、
四季折々、ゆかりの二十四節気七十二候や古典文学など、
ドイツ&日本文化をご紹介しながらご一緒に鑑賞致します。
自然を愛で、
自然と共に生きた
いにしえ人の心に思いをはせつつ、
「ドイツ×京都」を味わって頂けましたら幸いです。

お申し込みは、
・ ご希望日時
・ お申し込みの方の氏名(ご同伴の方の氏名)
・ 連絡先(当方からの返信を受信できる設定のアドレスでお願い致します)
を明記のうえ、cafe485@gmail.com へお願い申し上げます。

アロマ
精油は、厳選素材のみで丹精こめてつくられた「六月八日の森」ブランドのお品を主に使っております。
rokugatsuyohkanomori.jp

好きに好きに自分を解き放つ《さをり》
現代手織のワークショップもお申し込み随時受付中です☆
cafe485.hatenablog.com

ご利用を心よりお待ち申し上げております☆