Teoriaは、ギリシア語で「観想、観照」のこと。
 知る喜び 色の楽しみ
 縦糸と横糸が出会い 新たな布が生まれる驚き
京都の小さな文化サロンで、  Teoriaの時間をお楽しみ下さい。

臺北的人文茶館

今年1月には北京のインテリカフェを訪ねることが出来ましたが、
http://d.hatena.ne.jp/cafe485/20140117/p2
なんと今回は、
台北の知識人的ティーサロンに行くことが出来ました。

台湾大学にもほど近い宿のすぐそば。
偶然通りかかった道すがら

余りに懐かしい佇まいでしたので、
つい、ひきこまれるように入ってしまいました。

それは日本統治時代の大正末期に建てられた日本家屋でした。改築が重ねられ、2008年7月末に茶藝館としてリニューアル開店されています。
現オーナー周渝氏の父君(臺灣大学教授)の時代には、ここに多くの知識人が集い研究討論の場として使われてきたとのこと。ある時は芸術運動の舞台として、又ある時は政治弁論の場として活用されてきたそうです。現在もオーナーや友人の教授方が講師となり文化芸術講座が開催されている由。
http://www.wistariateahouse.com/main/modules/MySpace/index.php
このすばらしい雰囲気に包まれつつ、

それはそれは香り高い美味しいお茶を頂戴しました。



半年のうちに期せずして、北京、台北と、ふたつの都市を訪問出来たこと、さらにその都市で国を代表する大学のみならず、大学人ゆかりのサロンを訪ねることができたことは大きな僥倖でした。20代の頃、わずかながら臺灣、中国とご縁のあった私にとって、実に多くの眠っていた思いを揺すぶられ、また今後についても考えさせられたひと時となりました。宿題は今後に生かしたいと思います。



今回も又、貴重なご縁につくづく感謝。
そしてお世話下さいました先生方に心より御礼申し上げます。