Teoriaは、ギリシア語で「観想、観照」のこと。
 知る喜び 色の楽しみ
 縦糸と横糸が出会い 新たな布が生まれる驚き
京都の小さな文化サロンで、  Teoriaの時間をお楽しみ下さい。

10月の文化財ゼミ

昨日27日は、
藤本孝一先生の文化財ゼミでした。


手紙を出す時に一枚便箋ではなく必ず二枚にして出すのはなぜ?
それは何時からのことか?


今回はまず、
参加者全員に二枚の紙(なんと正親町院の真筆のコピー^^)が配られ、
実際に王朝人になった気分で?
銘々「手紙に封をしてみる」体験からゼミが始まりました。

お、

なるほどー!


そ、そして、
天皇の真筆か否かを見分ける方法とは?!


今回も、実際に現場で国宝重文にふれていらっしゃる
藤本先生ならではの、体験的秘伝!?が
惜しみなく次々に披露されました☆


そして後半は恒例、大画面を使っての文化財についての解説。

松崎天神縁起絵巻
「見て下さい。寝転がって手紙を書いていますね」
「はい」
「草書、行書で書く時には机はいらないんです」
「ほ〜!」


今回も和気藹々のゼミとなりました。
皆さまご参加真にありがとうございました!


次回文化財ゼミは11月24日(日)です。
どうぞお気軽にご予約下さい☆
一回茶菓込1000円です。