Teoriaは、ギリシア語で「観想、観照」のこと。
 知る喜び 色の楽しみ
 縦糸と横糸が出会い 新たな布が生まれる驚き
京都の小さな文化サロンで、  Teoriaの時間をお楽しみ下さい。

カフェ・ゼミ報告20110716上念省三「とりあえず、芸術閑談」

記念すべきCafe-Intellektuellen Kyoto初のカフェ・ゼミは、
上念省三氏による「とりあえず、芸術閑談―関西のおもしろいこととか」。



第一回スペシャルは、
プラス美術館ツアーの立体企画でした。


カフェから徒歩数分にあります相国寺
まずは、境内の承天閣美術館で開催中の
ハンブルク浮世絵コレクション展」を訪問しました(任意参加)。

充実のコレクションの鑑賞に、2時間ほどがあっという間に飛び去りました。


16時からはカフェにて上念省三氏のレクチャー。
主題は「ゴッホの眼の中の浮世絵」。
プロジェクタを使って画像をふんだんに紹介しつつ、浮世絵が印象派に与えた衝撃から、ゴッホによる浮世絵の模写、そしてゴッホのせつないばかりの日本への憧憬へ、とお話は展開。


ゴッホの眼の中の浮世絵、そして今しがた味わってきたばかりの自分の眼の中の浮世絵について、あらためて考えさせられた、味わい深いレクチャーでした。


お暑い中、講師の上念さま、ご参加下さいました皆さま、有意義なひとときをありがとうございました!