Teoriaは、ギリシア語で「観想、観照」のこと。
 知る喜び 色の楽しみ
 縦糸と横糸が出会い 新たな布が生まれる驚き
京都の小さな文化サロンで、  Teoriaの時間をお楽しみ下さい。

ある休日~《KYOTO ITO ITO》展@堀川新文化ビルヂング

少し前のことになりますが、


塾生の方が「今、やってますよ!」と教えて下さったので、
先月、堀川新文化ビルヂングで開かれていた
《KYOTO ITO ITO Exploring Tango Threadsー理想の糸を求めて》展へ
行って参りました!

we+とNUNOによる京丹後の「糸」をめぐる展覧会。


京丹後の「糸」をめぐる展示、
なのに、なぜか?全体に東京テイストやな~と思ったら、
やはり!(笑
we+さんも、NUNOさんも、東京で活躍されている方々でした。


大学のテキスタイルに居た頃を思い出しつつ…、

メイキング動画も興味深かったです(お蚕さんは苦手ダケド…)。

画像に撮りませんでしたが(実物のリアリティは再現不可能)、
螺鈿の糸が特に印象に残りました。
やはり、京都です。


さをり織りとは全く方向性の違う
ITも取り入れた機械織でしたが、
だからこそ、
あらためて自分たちの手織について、
その意義について考えることが出来ました。


~~~~~
堀川新文化ビルヂング、
2階は、ギャラリーおよびワークショップなども開かれる多目的スペース、
1階には大垣書店さん、カフェも入っています。
Cafe Teoriaからお散歩して行ける距離なので、又行きたいと思います。
horikawa-shinbunkabldg.jp

寒露の候

blog更新、かなり間が空いてしまいましたが、
その間に、
作品購入のお問い合わせをいただいたり、
塾生さんの素晴らしい大作が織り上がったり、
新しい塾生さんが加わって下さったり、
久しぶりに大阪桜ノ宮のSAORI会館を訪問したり、
と、
Cafe Teoriaにとっては、嬉しい充実の夏でした。


さて、
夏から急に冬!?と思うほどの寒暖差…。
今年の紅葉は期待できるかも…?


急なお寒さに、衣替えも追いつかず、
何を着たらいいの?と、迷う時期でもあります…。


そんな時、ちょっとした薄手の巻物があると重宝しますよね。

それも、
世界にたった一つの手作りの品なら
気分もあがります。



ご近所のお寺のや御所の木々もこれから秋の色。
感じたままを、思いのままに、織っていく、
SAORIで秋を楽しみたいと思います。


ご予約、お問い合わせは ⇩ こちらから。
お問い合わせ | 手織カフェ Cafe Teoria

曜日 金・土・日・月曜日(祝日定休)
時間 10~13時、14~17時

1組4名様まで、完全貸切・予約制です。
⇩ カレンダーの〇印の日時にお申し込み下さい♪
カレンダー | カフェ テオリア
ご利用お待ちしております☆

夏も手織で涼やかに


7月の京都は祇園祭。
今日は後祭の宵々山です。

また、当サロンから徒歩圏の下鴨神社では、
恒例、夏の土用の厄払い、みたらし祭(足つけ神事)も✨


お祭りの前後、
涼しいサロンで、
手織のひと時はいかがでしょう?

たとえば、
こんなサラっとした青い絹でもじり織。


手織りで、心身がととのいます!

今月来月、夏休みお盆休みは特にありません。
通常通り営業いたします。

曜日 金・土・日・月曜日
時間 10~13時、14~17時

1組4名様まで、完全貸切・予約制ですので、お申し込みはお早めにお願いいたします。
⇩カレンダーの〇印の日時にお申し込み下さい♪
カレンダー | カフェ テオリア
ご利用お待ちしております☆

蓮の季節


今年も蓮の季節になりました。

出汚泥而不染  汚泥より出でて染まらず
濯清漣而不妖  清漣にあらはれて妖ならず
中通外直    中は通じ外は直く
不蔓不枝    蔓ツルあらず枝あらず
香遠益清    香は遠くますます清く
亭亭浄植    亭亭としてきよく植タち
可遠観而    遠くより観るべくして
不可褻翫焉   褻翫セツガンすべからず
   (周敦頤『愛蓮説』より)


画像は今朝の相国寺境内です。
相国寺は、金閣寺、銀閣寺を塔頭寺院とする臨済宗相国寺派大本山ですが、金閣銀閣がすっかり観光化しているのに対し、相国寺さんは、交通も至便であるにもかかわらず、なぜか「穴場」!
地元民がよく通り抜けている境内は入場無料v(^^
本当の京都の日常、といった空気が流れています。

当カフェは相国寺東門より約250m。
オリジナルの「手織」の時間をお楽しみの前後に、ちょっと足をのばして、蓮を愛でるのはいかがでしょうか。


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ご予約お待ちしております☆

みなづき


本日の主役!

塾生さんがうちの教室で織った手織布で
可愛いバッグを仕立ててお持ち下さいました♪

表裏で表情が違うのもオリジナルの手織布ならでは。

使い勝手の良い長さの持ち手にもこだわりが☆

ころんとしたフォルム、
絶妙のサイズ感、
ラメ糸づかいも上品、
オトナ可愛いカラー♪



とっても
素敵な作品、
ありがとうございます!



さて、
水田の早苗が清々しい頃となりました。


Teoria 入口の床には、文人会一茶庵先代お家元の軸を掛けました。
「苗稼尽干農田」(苗稼ビョウカ農田ノウデンを尽ツくす)
北宋の文人・王陽脩の詩の一節。
苗が田いっぱいに植えられている景色。
若くみずみずしい苗が、これからすくすくと育ち、やがて豊穣な実りが約束されている、
吉祥の詩句。

しかし、
もし「尽」一文字を、尽きる、と読むと、田の苗は尽きてしまった、無くなってしまった、
と、意味は逆転します。


どちらの読み方で読みましょう…。



水無月、
しっとりとした空気を感じながら、
静かな雨音を聞きながら、
この軸をながめて
思いをめぐらしたいと思います。



京都の隠れ家サロンで、
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