Teoriaは、ギリシア語で「観想、観照」のこと。
  知る喜び 色の楽しみ
  縦糸と横糸が出会い 新たな布が生まれる驚き
京都の小さな文化サロンで、
  Teoriaの時間をお楽しみ下さい。

店主の休日@CURATION FAIR KYOTO 訪問


秋晴れに恵まれた週末、
京都で初開催となる「CURATION ⇄ FAIR Kyoto」を観覧して参りました。


大本山 妙顕寺で開催されたアートフェア、
名勝 渉成園(枳殻邸)で開催された展覧会「工+藝」京都 2025、
いずれも大変見ごたえのある、素晴らしいイベントでした!


私自身、生まれ育った京都と日本の伝統文化に深く心を寄せつつ、
同時に、現代アートとしての手織の作品を制作しています。
さらに、渉成園では
大好きな『源氏物語』の世界や
煎茶ゆかりの文人趣味の世界にもふれることが出来て、
私にとっては、一石三鳥四鳥の楽しさのイベントでした!


まず、妙顕寺さんでは、
〈工芸〉と〈近代洋画〉という二つのテーマで、
古美術から現代工芸、近代洋画から現代美術まで、
本当に様々な作品が
約20軒にもおよぶ出展者さんによって展示販売されていました。


惜しむらくは、
盛況すぎて少々空間が狭く感じられる展示があったことでしょうか。


その中で、
狭いからこそ、逆に強く印象に残ったのは、
お茶室奥のお水屋に展示された百合の花。

(画像はFBからお借りしました。)
畳の上からすっくと百合の花が生え出て
陰影の中にひとり静かに咲いていました。
お水屋中に百合の香が満ちるような、
夏目漱石『夢十夜』のような、
幻想的な空間でした。


サテライト会場の名勝・渉成園では、
現代作家さんの美術作品の数々を満喫。

こちらも様々なジャンルの作品が、
ある時は渉成園の空間に溶け込み、
ある時は抗い、挑戦し、
または庭を自由な借景として、
不思議に心地よく配されていました。


鑑賞後、
庭園をゆったりと回遊させていただきました。


かの六条院をイメージしつつ…。


そしてこちらは、
煎茶のお茶室、代笠席。



開放的で明るく、床の間も踏込床で、
いかにも煎茶室らしい空間です。

最後に、
ヒイラギモクセイの香りが見送ってくれました。


贅沢な休日を過ごすことが出来ました🍀
ありがとうございました✨