七月になりました。
Cafe Teoria の床の間も七月Vr.に。
床の間に、さをり織――意外に良くなじみます。
手織の下には、七夕祭と祇園祭ゆかりの品。
(全て頂きものばかり。感謝。)
山岡善高作陶の仁清写しの平茶碗の外側には、
蘇民将来の字。
昔、旅人が宿を探していた。弟の巨旦将来は金持ちだったが貸す宿は無いと断り、兄の蘇民将来は貧乏だったが快く客として迎えた。実は、この旅人は牛頭天王=須佐之男命で、宿の礼として蘇民将来にこう約束した。「今後、あなたとあなたの子孫を疫病災難から守ろう。その目印に、茅の輪をつけなさい」
神の教えにしたがい家の門にしるしをつけて厄災から逃れるというお話、『旧約聖書』の過ぎ越しのエピソードによく似てます…。
京都の七月は祇園祭。祇園祭というと、壮麗な山鉾行事ばかりがクローズアップされがちですが、七月一日の切符入りから三十一日の夏越祭まで、まるまる一ヶ月間つづくお祭です。
ハイライトの山鉾巡行も、感染症の影響で中止されていましたが、今年は3年ぶりに開催!
どうぞお気をつけてお越し下さい。
さて、
街の熱気でお疲れになりましたら、
ほっとひと息。
手織カフェでの静かなお時間はいかがでしょう。
ご予約、お待ちしております。
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