前記事末尾に何気なくこんなチョコをのせましたが、
fair tradeの製品です。環境にやさしい fair trade、いい感じです。
で、全くの偶然なのですが、珈琲勉強中の私に、家人がこんなDVDを持って来てくれました。
![おいしいコーヒーの真実 [DVD] おいしいコーヒーの真実 [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51ASiorY6pL._SL160_.jpg)
- 出版社/メーカー: アップリンク
- 発売日: 2008/12/05
- メディア: DVD
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というキャッチで、一杯の珈琲からフェアトレードを知ろう、考えよう、という趣旨の映画です。勉強になります。
しかし、余りにもわかりやすい言説にはどうしてもつっこみを入れずにはいられなくなるのが、社会学をしてる者の悲しいサガ。確かに貧困は厳然たる問題です。知るべきだし、考えて行かねばならない。ですが、原価3円なのに末端価格は330円、という図式は少々乱暴すぎます。西陣織を手にする客は生糸原価との差が違いすぎる、と苦情は言わないでしょう。実際、珈琲農家が生豆を出荷してから、私たちが至福の一杯を口にするまで、どれほど多くの行程を経ていることか、それは生糸と織物に例えてもあながち間違いではないと思うのですが…?
農産物は全て値上がりしている中、今なぜ珈琲だけがクローズアップされるのか?生産高もUpしているのに?参考http://rigoo.net/2011/02/post-5882.html
アンフェアなのは誰か?
マクロな視点も失わないようにしたいものです。