弥生尽
お香の先生にまた美しいことばを教えて頂きました。
昨日、弥生尽。
京都岡崎は疎水沿いの妙徳庵にてお香の会。
まずは伽羅の一「火主」聞き(いっちゅうぎぎ)。
組香は「櫻香」(試香は櫻のみ。出香は櫻と霞の2種類。答は、爛・仄・朧・雲の4種類…。けっこう難しかった!)。
楽しい先生のお話の後、鍵甚良房さんのつくりたて桜色のきんとんと、お抹茶を頂戴しました。
仄暗いお茶室の中、
お庭のせせらぎの音がかすかに聞こえ、
香りはもちろん、目にも、耳にも、手にも、口にも、
五官すべてが大満足の心豊かな時間でした。
ありがとうございました。
疎水に沿って、ほころびはじめの桜の並木道をゆっくり歩き、
京都国立近代美術館へ。
楽しみにしていた染織展。
染めも織りも古典からコンテンポラリーまで、そして芸術学部時代の恩師の型染めの作品もあり(嬉)、たいへん見どころの多い展示でした。
続けて細見美術館をハシゴ。
ポップなプリント柄と日本古来の意匠。面白い企画です。
CAFÉ CUBEで時雨をやりすごしてから、のんびり帰宅。素敵な年度内さいごの休日でした。
さて、本日より新年度。
まもなく元号も改まり新しい時代が始まります。
新時代もCafe Teoriaをどうぞよろしくお願い申し上げます。
新年度明け、Cafe Teoriaの最初のイベントは「聖ヒルデガルトのお茶会」「復活節の会」です。
ご予約お待ちしております♪
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